2026年4月|小学5年生授業レポート①
- 4月2日
- 読了時間: 4分
4月1日から新学年の授業開始!
とはいっても、国語・好奇心・考える力を学年できれいに分けられるはずはないので、テキストが変わっても本質的に学ぶことは同じです。
地道にコツコツやっていきます。
📘 論理国語:言葉の整理①
今週は抽象と具体について学びました。
抽象度の高いものから順に具体化していく練習です。
ビジネス現場で、抽象度は「レベル感」や「レイヤー」という言葉で語られたりします。
こういった話も交えながら授業を進めました。
(日本の某大企業では、この「レイヤー」という言葉が共通語として浸透しており昔驚かされました。組織としての強さを垣間見た気がしました。)
私は実社会とのつながりも意識しながら授業をしています。
これも太郎塾の価値であると思っています。
●以下の「 」に適切な言葉を入れる問題が出ました。
「昆虫」→「 」→「クマゼミ」
「夏の虫」と解答した子がいましたが、答えは「セミ」です。
「夏の虫」では抽象度が高すぎるのですが、分解という視点ではとても素晴らしい視点だと思います。
こういう誤答によって学びを深める時間を取っています。
なので、どんどん間違えてほしいなと思っています。
●「ドイツ語」という言葉が出てきたので、海外に行ったことがあるか?という話になり、
ドイツと日本の企業の在り方の違いやモノづくりの姿勢の違いについて話しました。
ドイツでおじさんが自転車盗まれたと言ってました。笑
私も仕事でドイツに行ったことがありますが、無駄のない街並み感が好きでした。
🏺 長文読解&探究
・題 :人生を豊かにする学び方
・語彙:おもむろに、なえる、課題と問題
・種類:論理的文章
東京大学の教授が書いた書籍からの引用で「何のために勉強をするのか?」を、
筆者が中学時代に言われた内容を軸にして書いてある文章で、実際の書籍が手元にあったのでそれも紹介しました。
これはなかなか大人でも回答に窮する問いだと思います!
保護者の皆さんはどう答えますか?
保護者の皆さんも交えて議論したいくらいの内容です。
個人的には、SNSでバズった「コップ1杯の水に対する各教科が与える視点について」は、あまりしっくりきません。
その理由は、あれは子どもからの「なぜ勉強しないといけないの?」という問いに対する回答として紹介されていますが、
この問いは「各教科で何が学べるのか?」ということを聞いているのではなく、
「勉強って将来どう役に立つのか?やらないとどうなっちゃうのか?お父さんお母さん実際どうだったの?」というもっと抽象度が高い問いであると
私は解釈しているためです。
「算数を学ぶとコップ一杯の水が何mlかが分かる」というSNS上の回答では「だから何?」となってしまいます。子どもはこの「だから何?」に回答を求めていると私は思っています。
私の端的な回答は「人生の選択肢を増やすため」になりますが、勉強がなぜそこにつながるのか?は子どもたちに丁寧に説明する必要がありますね!
●課題と問題について
医師の診察になぞらえて、課題と問題の違いについて解説しました。
「問題」はあくまで現状と目標のギャップであり現象にすぎません。
その現象が起きている原因を突き止め、解決するためにすべきアクションが課題です。
つまり、目標なきところに問題は発生しません。
この考え方は一生使えます。
何かの能力を高めていく際、プロジェクトを進める際、この考え方ができなければ良いアプローチができません。
この切り分けは非常に重要です。
🧠 クリティカルシンキング
年度初めなので、クリティカルシンキングの基礎をやりました。
クリティカルシンキングとは何か?
最も大事なことは「問いに対して、何を考えるべきか?」「何を考えれば、この問いに答えたことになるのか?」を考えることです。
論点は何か?イシューは何か?とも表現できます。
安宅さんの「イシューから始めよ」はまさにこの話です。
アウトプットは「解の質」×「問いの質」で決まるという話で、イシューを考えずに検討を始めることを「犬の道」と表現しています。
授業では「2人が納得するようにケーキを2つに分けるためにはどうやって分けるか?」を考えました。
何を考えるべきでしょうか?
もちろん「どうやれば均等にケーキを切ることができるか?」ではありません。
でもふつうの人はそう考えます。
皆さんも是非考えてみて下さい!
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太郎塾では「なぜ?」を大切にした授業を行っています。
体験授業も随時受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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